2024年2月1日放送の『ヒルナンデス』をご覧になった皆様
はじめまして
魚たもの店主、清永(キヨナガ)と申します。
正直ですね、テレビ番組を作る方々が優秀過ぎて
魚たもを「すごいお店なんじゃないか?」と過大評価されている方も
いらっしゃるかもしれないと思いまして
収録のエピソードをまじえながらご説明したいと思います。
私は18歳から飲食業に携わり30歳の時に独立、
今は40歳で小岩で商売をして10年になります。
当初は居酒屋として営業しておりました。
特にお刺身には力を入れ、生の本鮪や毎朝市場で仕入れた旬の魚を使い
お刺身、焼き魚、煮魚などをご提供していましたが
コロナ禍や昨今の社会情勢を考慮し、昨年からおでん屋として営業しております。
他店との差別化を図るために
和食の技術を使った一品料理のようなおでんを売りにしようと決めました。
私は有名店などの日本料理屋での下積みの経験がありません。
そこで2年ほど前から
新宿にある私の1番尊敬する名店の板前さんにお願いして、
定休日の木曜日に仕込みを手伝わせていただきながら
和食の技術を教えていただいています。
そこで学んだことをそのまま活かしたのが
今回ヒルナンデスさんで取り上げていただいたおでんです。
決して私が1人で思いついて開発したものではありません。
すべて教わったものです。
いつか私も独自で考案したオリジナルおでんを作れるように
今後も料理修行は続けていきます。
ヒルナンデス放送後、たくさんの方から連絡をいただきました。
ほとんどが
「顔が怖い」
「もっと笑え」
といった普段の私とは異なる緊張した姿へのご意見でした。
映像ではわかりませんが
お店でのロケの場面の私の周りには30名ほどのスタッフの方々がいました。
朝からのロケでの疲労感とピリピリした緊張感で殺伐とした雰囲気でしたが、
芸能人の皆様はそんな中でも自分らしく
テレビで観たままの楽しい雰囲気を自然に醸し出します。
私には無理でした。
雰囲気に飲まれました。
テレビは難しいです。
魚たもはまだまだテレビに取り上げていただけるようなお店ではありませんが、
ありがたいことにチャンスをいただきました。
今回テレビの皆様が1ヶ月かけて作り上げてくださった
「テレビの魚たも」のようないいお店になれるよう
まだまだ至らないことだらけですが今後も精進して参ります。
長々失礼致しました。
明日からまたよろしくお願いいたします。